STILL ON THE WAY WEAR

2023/04/07 17:05

今回の記事ではSTILLON THE WAYでも使用しているナイロン素材について解説していこうと思います!

ナイロン素材とは

繊維については細かく分けると非常に多岐に渡りますが、主には天然素材を使用した「天然繊維」と、化学的に合成・加工した「化学繊維」の2つに分けられます。ナイロンは合成繊維の一種です。
当初はストッキングなどの繊維製品に使用されていましたが、現在では衣料品だけでなく、パッキング材料などにも使用されています。

ナイロン素材の製造方法

ナイロン素材は、石油を原料として作られます。原油から得られた化学物質を反応させ、ポリマーと呼ばれる長い鎖状の分子を作り出します。このポリマーを加工して、糸状にして織ったり、圧延してフィルム状にしたりしています。

ナイロン素材の利点


ナイロン素材の利点は、丈夫で耐久性に優れていることです。また、耐摩耗性や耐薬品性にも優れているため、パッキング材料などにも広く使用されています。さらに、軽量で速乾性にも優れており、衣料品に使用されることが多いです。

ナイロン素材の欠点

ナイロン素材の欠点は、通気性が低く、吸湿性があまりないことです。また、静電気を帯びやすく、電気製品の使用時には注意が必要です。さらに、熱に弱いため、高温の場所では溶けてしまったり変形することがあります。

ナイロン素材とポリエステル素材の違い

ナイロンとポリエステルは両方とも合成繊維であり、似た特性を持ちますが、いくつかの違いがあります。

耐久性についてはナイロンは摩擦や摩耗に非常に強く、化学繊維のなかで一番の強度があり、摩擦にも強いため、スポーツウェアなどに使用されます。一方、ポリエステルはナイロンよりも柔らかく、軽量であり、速乾性があるため、汗をかくシーンやランニングウェアなどに適しています。
また、感触にも違いがあります。ナイロンは滑らかな手触りがありますが、ポリエステルは毛羽立ちやすく、手触りがややザラつきます。
耐熱性に違いがあります。ナイロンは熱に弱く、高温になると溶けてしまうことがあります。一方、ポリエステルは熱に強く、高温になっても溶けずに形を保ちます。

以上のように、ナイロンとポリエステルにはいくつかの違いがありますが、どちらも優れた素材であり、用途に合わせて使い分けることが大切です。

デザインや機能性でアイテムを選ぶ事も醍醐味ですが素材について理解を深めることでより過酷なシーンでのレイヤリングの参考になると思います!

STILL ON THE WAYではナイロン素材を使用したアイテムと扱っておりますのでぜひチェックしてみてくださいね!

 

Mail Magazine

新商品やキャンペーンなどの最新情報をお届けいたします。